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先月見たもう一本のイタリア映画
『あしたのパスタはアルデンテ』
何だこのタイトル?!
原題は「地雷」という意味なのに・・・。
正直この映画は「人生、ここにあり!」を見た数時間後に見たため、
まだ少し↑の映画の余韻が残っていて、
深くのめり込めなかった感があるのですが・・・;

主人公トンマーゾの実家は老舗のパスタ工場で、
長男の兄アントニオが新社長就任となり、一族を集めた晩餐会が開かれる。
そこでトンマーゾは一族の前で、自分は小説家になりたいことや、
ゲイであることを告白しようと考えていた。
ところが、告白しようとしたその矢先、アントニオが
「ぼくはゲイです」と告白してしまう。
激怒した現社長の父はアントニオを勘当し、興奮のあまり倒れてしまう。
そして取り残されたトンマーゾが幼馴染のアルバと共に工場の経営を任されることに・・・
イタリアは家族を大事にする国であり、マザコンが多い国。
成人しても家族と住んでいる人も多く、ちょっと日本と似てるかも。
ここに出てくるトンマーゾは、兄にゲイの告白の先を越され、
家族のことを考えるととても自分もそうだとは言えず、
イヤイヤ父や家族の望む次男を演じている。
このトンマーゾ役の悶々とした表情などがとてもいいv
私はなんとなく勝手に欧米の人って、日本と比べたら
家族のことより自分のこと優先して自由に生きてるんだろうな
って思ってたら、そんなことないんですね。
アルバも自分の思うように生きたいのに、
周りに変人と思われるのを気にしている・・・。
ところが、トンマーゾのおばあちゃんが
「他人の望む人生なんてつまらない」と言うんです。
この映画の冒頭はおばあちゃんの若かりし頃の
回想シーンから始まるのですが、
その女優さんがとても綺麗だった~。
おばあちゃん自身が家族のために自分を犠牲にして生きてきたので、
孫たちには自分の人生を大切にして欲しいという思いがあるのですね。
いつも爆弾発言をしたりして周囲を驚かせていて、
このおばあちゃんが、この映画で重要ポイントなんですよ!
見終わった後にパンフレットを見て原題が「地雷」だと知って、
なるほど!!と思ったのに、そのタイトルが日本ではまったく意味がなくなっていて、
本当にガッカリ。
ただちょっと私が思ったのは、こんなに自由な発想があるおばあちゃんの
息子はとても保守的で、どうしてそうなってしまったんだろう?と。
よっぽどおじいちゃんが強い人だったということだろうか?
家族や恋人、いろんな人間関係の問題や、
生き方の問題を描きながらも、
途中に出てくるトンマーゾの友人たち(みんなゲイ:笑)や
食事のシーンなど、とても楽しいシーンも多く、音楽も良い♪
アルバが靴にこだわるシーンがあり、
ゲイの監督らしいなと思ったのは私だけか?
いい男もいっぱい出てくるのだけれども、
イタリア人てこんなに毛むくじゃらだったっけ(?!)なんて思っちゃった(笑)
また最後の数分間は
物語としての素晴らしさと映像・映画としての素晴らしさがあり、
本当にステキだった!
『人生、ここにあり!』
この映画を観てから大分日が開いてしまったし、
書きたいことはいっぱいあるんだけど、まとめられず、
ちょっと内容が難しくなってしまうので文章がめちゃくちゃでごめんなさい;
1978年にイタリアで施行された通称“バザリア法“により、精神病院の全廃が進められていた時代の実話をベースに、解放された元患者たちが、人間性の回復をめざす過程を描いていく。難しい題材の中に、ユーモアを絡めて重要なメッセージを提示した意欲作。(どっかの映画HPから抜粋)

いや~、素晴らしいですね。
何が素晴らしいってまず、このバザリア法っていう
イタリア全土から精神病院をなくしてしまおうという法律を
国が、国民が、みんな納得してそれが実際に行われているということ!
精神障害というのは治療で治すことは不可能らしく、
結局は薬で抑え、病院に閉じ込めておく、というのが現在日本にもある
精神病院ですよね。(窓に鉄格子がある精神病院が家の近くにもあります)
イタリアでは「自由こそ治療だ」という考えから、
患者たちを一般社会で生活させようと、実際に行動したんですね。
この映画の中で、始めは精神病院がなくなって地域の医療施設内の
名前だけの協同組合の組合員となった元患者たちは
薬を投与されながら、単調な切手貼りなどの慈善活動をさせられていました。
そこへ物語の主人公’ネッロ’という男(実在の人物がモデル)がやってきて、
元患者のある才能を発見したことから、
本当の労働協同組合として、実際に彼らに働くこと、
自分の手でお金を稼ぐこと、人間として当然の愉しみ(笑)などをなんとか教え、
元患者たちが少しずつ人間としての生きる喜びを実感していくのです。
もしこのネッロが来ていなかったら、元患者たちはきっと
そのまま無気力に生きていただけだったと思います。
ところがネッロに出会い、障害があってもできることはある、
人の役に立つことができる、そしてそれはどんなに嬉しいことか、
楽しいことかと感じることができるようになるのです。
私はこの映画を観て愕然としました。
精神障害者だって人を好きになることはあるし、人のために喜んだり、悲しんだりするんです。
そうだ、同じ人間なんだ。。。当たり前のことに気づかされました。
「誰でもどこかオカシクテ、必ず何かを持っている」
って、精神障害者も含めて全ての人間の違いを受け入れて
共に生きていこう。
という、イタリア人の考えって本当に素晴らしいと思います。
精神病院をなくしたのは、患者を地域のみんなが見て、一緒に生活していこうということなのです。
日本で、精神分裂症→統合失調症 と呼び名を変えるだけでは意味がないんです。
ちょっとまず考え方の次元が違いすぎて、日本ではまだまだ難しいと思いますが。
この映画の原題は、日本語にすると「やればできるさ」
だそうなのですが、(タイトルもこれにすればいいのに!)
そう。やればできる!って、思いました。
もちろん成功ばかりじゃないけれど、
なんでもやってみる事に意味があるのかもしれない。
・・・と自分に言い聞かせる・・・。
こういう映画こそ日本人みんなが是非観るべきだと思います。
イタリアで大ヒットしたこの映画、
娯楽大作しかヒットしない今の日本では・・・大ヒットは到底無理だなー。
映画の途中、悲しい出来事もありますが、
観た後に気分が晴れ晴れします!
オススメです☆☆☆
最近映画観てもあまり書いてなかった;;
一番最近観てかなり衝撃を受けた映画。
『ぼくのエリ 200歳の少女』
恐ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋-。
スウェーデンのヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説を映画化した異色ラブストーリー。
孤独な少年オスカーが初めての恋に落ちた。相手の少女エリは12歳のまま、時を越えて生き続けるヴァンパイアだった・・・。
オスカーが戸惑いながらもその現実を受け入れていく過程を詩情豊かにつづる。
主人公は無名の子役2人。彼らのピュアな魅力が光る、残酷だがはかなくも美しい愛の物語-。
とにかく北欧特有の静けさ、空の暗さ、雪の白さ、そして少年・少女の美しさに、
まず圧倒される。。
スウェーデンの人々って、本当にあんなに言葉少ななんだろうか?
その静けさと冷たい感じが映画を通して漂っていて、寒さだけでなく、
寂しさと、リアルな感じが伝わってきた。
でもこれはホラーであり、メルヘンなのだけど。
オスカー少年の何と切ないことか!
常にあまり大きいリアクションしないし、何だかとても大人に感じたんだけど、
笑うととても可愛い少年なんだよね。
この主人公の2人は初めての演技らしいんだけど、相当上手いと思う!!
この作品中にはかなり残酷なシーンも出てくるけど、
そういうこと以外に、私の記憶に、心に、深く残りそうな作品だと思った。
冒頭の場面、真っ暗な空に舞う白い雪・・・。
まるで萩尾望都の名作漫画「ポーの一族」のような世界観。
残念だったのは、この日本版タイトル。 酷い!!
原作の小説を読むと、
この映画から想像してしまう登場人物像とは違ったり、
またさらに衝撃的らしいので、是非読みたいと思います。
ちなみに、この映画早くもハリウッドでのリメイクが決まっていて、
youtubeでもすでにその予告が見られるのだけど、、、絶対違う。
もう子役の女の子が’私女優です’って感じの演技してたもん。
この静寂と怖ろしさと儚さとピュアさは
スウェーデンだからこそ出せたのだと思うから。
・『パーシージャクソンとオリンポスの神々』
アメリカでベストセラーとなった児童文学「パーシー・ジャクソン」シリーズの映画化。
神と人間のハーフである少年がたどる冒険の旅を描く。
ギリシャ神話の神々が沢山出てきて題材いいし、映像も面白いんだけど。。
いかにもアメリカ的というか。 なんか、調子良すぎない?
原作では12歳の少年が主人公だったところを、映画化にあたり17歳の設定にして
おまけにちょっとした恋愛感情的なものも散りばめたりしちゃって、
なんだかな~。(←この表現て便利:笑)
あまり印象に残らなそうな映画でした。
名探偵シャーロック・ホームズにロバート・ダウニー・Jr
その相棒ジョン・ワトソン博士をジュード・ロウが演じ、
ガイ・リッチー監督が作り上げた、激しいアクション満載のかなり新しいホームズ。
ガイ・リッチーってやっぱり男臭いマッチョな映画作るよなー。
今までのホームズのイメージを一新するこの『ホームズ』、
しかも役者がロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウって、
ぜったい面白くないわけが無い!!
映画はテンポ良く次から次へ展開していき、観ながら頭の中で整理なんかしてると
追いつかない!
ロバート・ダウニー・Jrって昔からいたからもう大分歳だと思ったら、
そうでもなかったのね;;(ジョニー・デップよりも下?!)
でもやっぱり、上手いなぁ~。
ジュード・ロウも上手いし、かっこいいねぇv モテルのわかるわぁ~って感じ。
映画の中でフィッシュアンドチップスを食べてるシーンがあって、
何か親近感♪ (ちなみにフィッシュ&チップスって1800年代からあったとか。)
この作品は続編があるみたいなので、今から楽しみです!!
2月中は引きこもっていた私ですが、
映画「Dr. パルナサスの鏡」を観てきました。
鬼才テリー・ギリアム監督の、悪魔との契約で不死身を望んだ男を取り巻く人々の皮肉な運命を描く幻想的なファンタジー。
この作品で重要な’謎めいた青年役’を演じていたヒース・レジャーは撮影途中で急逝。危機に陥った本作を救ったのは、ジョニー・デップにコリン・ファレル、ジュード・ロウという豪華キャスト。
やはり、鬼才テリー・ギリアムの世界!なんじゃこりゃぁ?!
ってな感じの映画だったけれど、
本当にこれは奇跡の映画だと思った!
元々私はちょっと変てこなダークファンタジーが好きだし、
ヒース・レジャーだし、ジョニー・デップだし、ジュード・ロウだし!!
これは絶対に面白くなるだろうと思ってました。
ダークファンタジーと言えばティム・バートンも私の大好きな監督さんなんだけど、
同じような世界観のようで、でもテリー・ギリアムの方がもちょっとリアルというか、
グロテスクな感じ。
ヒース・レジャーが途中で亡くなってしまって、一時は中止せざるを得ないと思われた作品が、
あんな風にして一つの作品に仕上がってしまうなんて、これは奇跡★☆
しかもジョニー・デップとジュード・ロウとコリン・ファレルが一つの映画に出演するなんて
なかなか有り得なさそうだし。贅沢v
ストーリー展開と、ヒースの出演シーンの撮影済と残りの部分が
うまいこと繋がったのかなー。すごいなぁー。
みんなのちょっとコミカルな演技とCGの世界もかなり良い♪
ヒースの声とか話し方とか、見た目よりクールな感じが好きだなぁv(でも悲しくなる・・)
ちょっとわけわかんなかったり、ただ楽しいって思える作品ではないけど、
もう一回見たいです。 久々にDVD買いかな?


